ボーダーコリーといえば、宙に舞うディスクを、見事なジャンプ力で
華麗にキャッチしている姿を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか?
一見した限りでも、ボーダーコリーの運動能力の高さが窺い知れますが、
それもそのはず、ボーダーコリーは、今も世界中の広大な牧場で、
羊追いを仕事としている大変優秀な牧羊犬なのです。
羊の群れは、少しでも目を離すと、全く収拾のつかない状態になりますが、
ボーダーコリーは見事まとめ上げることができます。
その統率力は、他の犬種では類を見ないほど優れていると言われ、
牧羊が盛んな国で最も多く活躍しているのもボーダーコリーだと言われています。
”ボーダーコリー”という名前の由来には二つの説があります。
一つは、スコットランドのボーダー州に由来すると言う説と、
もう一つは、かつてのスコットランドがイングランドから見て
”国境の向こう”であった事から、”国境=ボーダー”だとする説の二つです。
ボーダーコリーは大変古い歴史を持つ犬種ですが、
日本に輸入されたのは戦前の事で、比較的新しい犬種といえます。
性格的には、攻撃性が低い方なので、
子どものいる家庭でも安心して飼う事ができます。
しかし、愛玩犬としてボーダーコリーを求める事は間違いだと思ってください。
また、マンションなどの集合住宅で飼う事もできれば避けたい犬種でもあります。
ボーダーコリーと一緒に暮らすには、なるべく広い庭のある家や、
周りにドッグランなどの施設が充実している都市部、または田舎など、
その溢れるエネルギーを満足させる事ができる環境が望ましいです。
そして、飼い主自身にもある程度のスタミナを必要とします。
ボーダーコリーと一緒にフライングディスクなどのドッグスポーツを楽しみたい、
と思えるアクティブな方に大変向いている犬種です。
輸入当初と今ではだいぶ日本の生活形態も変わってきたこともあり、
日本でもボーダーコリーに対する注目度が確実にあがってきています。
「凛々しい」という言葉がぴったりで、スタイル抜群のボーダーコリーの魅力は、
まだまだ未知数なのかもしれません。
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トイプードル
チワワ
ダックスフンド
ポメラニアン
ヨークシャーテリア
ボーダーコリーは、現在も牧羊犬として活躍している犬種ですので、
大変スタミナがあり、エネルギッシュです。
また、知能が高く、鋭敏、粘り強さも持ち、責任感あふれる性格です。
飼い主にも大変従順で、次に何をするのか、と先を読む洞察力にも優れているので、
教えられた事の飲み込みも早く、仕事も喜んでこなします。
攻撃性も少なく忍耐強いため、家庭犬としても最適です。
また、アジリティー(犬の障害物競争)やフライングディスクなどの競技で、
上位を独占するほどの高い運動能力の持ち主でもあるボーダーコリーは、
知的で活動的な犬種として近年注目が集まっています。
しかし半面、その高い知能ゆえに、
しつけで決して失敗は出来ないという注意すべき点はあります。
間違った事を教えてしまうと、それが彼らの教本となり、
どこまでも間違った道を歩む事になりかねないのです。
知能とともに高い運動能力も備えた犬種ですので、
その間違ったしつけが元で凶暴化したり、噛み癖がついたりしたら、
それこそ手に負えないものとなってしまいます。
それが原因で途中で手放す飼い主も多々いるのが現状です。
そうならないために、ボーダーコリーの性格や特徴をよく理解し、
しっかりとしたしつけを行い、その魅力をさらに引き出せれば、
パートナーとしてこの上ない存在になるに違いありません。
柴犬
フレンチブルドッグ
コーギー
パピヨン
ミニチュアシュナウザー
牧羊犬として非常に名高いボーダーコリーの起源については、
ほとんどが憶測でしかないほど、明確なものは存在しません。
その理由の一つには、当時の羊飼いという職種の社会的地位が
低かったためではないかと言われています。
貧困者の職業であったために、一般的な教育レベルが低く、
ボーダーコリーの繁殖についての記録が一切なされなかった事も
要因の一つと考えられています。
その中でも、最も有力なものは、8世紀頃に遡ります。
スカンジナビア諸国から、バイキングによりスコットランドに持ち込まれた、
トナカイ用の牧畜犬が祖先だと言う説です。
その後、とにかく作業能力を高める目的で、スコットランドの何種かのシープドッグたち
(ハーレクイン,ボブテール・シープドッグ等と予測されている)との
交配・改良が繰り返され、現在のスタイルに近づいたと言われています。
19世紀のイギリスでは、牧羊犬にも様々な犬種がいました。
そのほとんどが騒々しいタイプの犬種で、
時に吠え立てたり噛み付くことで羊の群れを追い立てる方法でした。
そこへ現れたのが、羊を傷つけることなく、低い姿勢で羊達に近づき、
にらみつけることで群れを維持させるという、
優れた統率能力を持つボーダーコリーでした。
これがきっかけで、羊飼いの間で、”どの犬種が牧羊犬として優れているか”を競う
「シープドッグトライアル」が開かれるようになります。
1873年の第一回大会に出場し、思わず目を疑うような素晴らしい活躍をしたのが、
「近代ボーダーコリーの父」と言われる”ヘンプ”と言う名の犬でした。
現在のボーダーコリーの祖先をたどると、皆ヘンプに辿り着くと言われています。
この大会を境に、ボーダーコリーの類まれな才能が一般的に認められるようになり、
ようやく計画的な繁殖が行われるようになりました。
1906年に初めてボーダーコリーの基準が設定されましたが、
他犬種のような外見重視の設定とは違い、作業能力を重要視していたため、
外観やサイズに統一性がないということで、畜犬団体の公認は遅れることになります。
1915年に「ボーダーコリー」と正式に命名されたのち、アメリカに持ち込まれた際には、
すぐさま羊飼い達から絶賛されるようになりました。
アメリカケネルクラブ(AKC)がこの極めて優秀な犬種を
「ショードッグ」で登録しようとした際に、愛好家達から激しい抗議が起こります。
作業能力重視の犬種の中で、特に優れた才能を持つボーダーコリーを、
外見重視のショードッグとは認めたくないという理由からでした。
こういった動きによって、主要国に認定されるまで時間がかかり、
本国イギリスのケネルクラブ(EKC)による公認は1976年、
AKCの公認は1995年の事と、つい近年のこととなりました。
マルチーズ
シーズー
パグ
ジャックラッセルテリア
ボストンテリア
(種類)
スタンダードを目標とし、ドッグショーで活躍するショータイプと、
牧羊犬として優れた能力を持つフィールドタイプの2つがあります。
(被毛)
オーバーコート(上毛)とアンダーコート(下毛)のダブルコート(2層構造)ですが、
子犬時期は1重で、5ヶ月くらいから、肩甲骨と背中あたりから2番目の毛が生えてきて、
これが後に下毛となります。
被毛のタイプは2種類あります。
スムースタイプ:全体的に短い
ラフタイプ :程よい長さで、わずかにウェーブがかっている
*この被毛タイプによっても、多少の性格の違いが見られるようです。
スムースタイプ:性格的にきつい傾向なので、競技に向いている
ラフタイプ :人懐っこく、性格的に飼いやすい。家庭犬向き
(毛色)
JKCでも様々な色が認められています。
以下が代表的な毛色です。
ブラック&ホワイト(最もスタンダードな色)
ブルー&ホワイト (比較的多い色。成長するとグレーに近くなる)
チョコ&ホワイト (非常にレアな色)
レッド&ホワイト (レアな色。柔らかい雰囲気)
ブルーマール・レッドマール(レアな色だが、劣性遺伝子を持つと考えられている)
各色共通して、白が広範囲である事は望ましくないとされています。
(サイズ)
体高:オス51.0〜58.0cm
メス46.0〜53.0cm
体重:オス・メスともに14.0〜20.0kg
ビーグル
キャバリア
ラブラドールレトリーバー
ゴールデンレトリーバー